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★腰痛再発の巻その5

 


 休日出勤の第2土曜日、仕事も適当にダラダラ流し、会社で夕方から3ツアーズ選手権TVを観る。

 男子も女子もシニアも有名選手揃いで仲良く楽しくラウンドしてましたねぇ。

 青木プロも相変わらずで藍&さくらなんて孫ってもおかしくないもんね。意外に直道解説も良かった。

 

 そしてWカップグループ抽選も決まって、あとは来年を待ってテンションの上がるのを待つのみ。

 今日は腰痛治療はお休みにしたけど、やっぱまだまだ腰が痛いや。


 それから、一区切りのためのゴルフ書籍は、それなりのボリュームと格で、


  

     マイケル ホッブス, Michael Hobbs, 夏坂 健 
              
               ゴルフ大全―発祥から現代までの名スピリッツ100選

 ゴルフ初の公文書から珠玉の現代エッセイまで古今東西(ってもスコットランド・イングランド・

 アメリカがほとんどだが)の名スピリット100選。結構読みがいありますよ。

 これは夏坂健作品の中では異色の訳者としての作品であり、このような作品は夏坂氏

 以外に適任者はいません。ゴルフの魅力、歴史、先人達、読むゴルフがここにあります。

 

 その中で気にいったダン・ジェンキンスのエッセイから抜粋、

 「スコットランドで羊飼いが杖で飛ばした小石が動物の穴にスポッと飛び込んだのがゴルフの誕生と

  言ってしまえば、パガニカで遊んだローマ人が怒るかもしれない。また14世紀にはホッケーに似た

  コルペンに親しんできたオランダ人だって黙っていないだろう。フランス人にも言い分があり、連中

  は昔からジュ・ド・マーユと名づけたゴルフもどきゲームに夢中だったし、中国人にしても1000年

  も前からゴルフ(捶丸ツイワン)に切磋琢磨してきたと言うだろう。

  しかし、それはゴルフこそスコットランド人のゲームであり、海と陸の接点、リンクスランドがあった
  からこそ自然に誕生したのである。」


   世に似たようなゲームは数あれど、頑固者で熱中しやすく皮肉好きで賭け好きで

   騎士道のスコットランドだからこそゴルフが生まれたのかも知れないな。